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2005年05月19日
本日のトンボレポート
(しまりん : 2005年05月19日 12:15)コメント (3)
なんだかすっかりトンボにはまっていて、今日も水車小屋の池に直行。朝7時。今日は最低気温18℃とか言っていただけあって、じっとしていても暑いです。今からこんなことでは先が思いやられます。
池ではイトトンボがわらわら飛んでいました。しっぽの先が2節青い、クロイトトンボのオスのようです。水草が浮き上がったようなところに止まり、なかなか近くでは撮れません。ペアになっているものもいます。
お、そうだ。羽化しているイトトンボはいないかな? 羽化ポイントとおぼしき池のほとりを探っていくと、水中に漂っているヤゴがいましたが、陸に上がってるのはいません――と思ったら、いた!
もう羽化しちゃってますが、ヤゴの殻もそばにあり、羽を伸ばしてる最中です。しっぽが羽より短くて、羽化したての様子。よく見たら2匹並んでいました。
それにしても、こりゃ見つけにくいよ。もうトンボになってるからまだ目につくけど、あのヤゴがこんなゴチャゴチャしたところにいたんじゃ、枯れ草にしか見えませーん。
上の子(写真左)は少し茶色っぽい感じ。羽化したてはみんなそうかな? アリがやってくるのを嫌がっていて、しっぽがだいぶ伸びたころにひょろひょろと飛び、別の草につかまり直していました。
下の子(写真右)は、じっと同じ場所にとどまり、しばらくすると黒くなってきました。見る人が見れば種類がわかるでしょうか?
うーん、ここまできたらやっぱり、殻を脱ぐ瞬間っていうのも見たいなっ!(ハマりすぎ)
さて、時折飛んでくる大きなトンボはクロスジギンヤンマですが、それとは別に、水車へ続く水路のコンクリートでじっとしている小柄なのが1匹。コサナエかな?
さらに、それとはまた別のトンボも飛んでいます。蜂に似た感じの黄色で、やや寸胴。水面にしっぽを打ち付けて産卵しているようです。なんとか写真に撮れないものかと狙ってみましたが、池の真ん中、オオカナダモの花がたくさん咲いているあたりを飛ぶので105mmでは無理っぽい。それでも一瞬、近くを飛んだときに何とかシャッターが切れたのが、コレ。水面に波紋が広がっているのは、トンボがしっぽを打ちつけた跡です。ブレているけど羽の中ほどに斑点があるのでヨツボシトンボでしょうか?
コメント
季節がら、トンボやその他の昆虫の話題が増えつつありますね。ヨツボシトンボの繁殖が確認されると、また長池公園の価値が一段と高まりそうです。
これほど、近隣住民に愛される公園も貴重ですね。
投稿者 木原 章 : 2005年05月19日 14:41
秀さんに続いてしまりんさんも冬鳥夏虫病に感染してしまいましたね。これからもどんどん深みにはまってくださいね。羽化したてのイトトンボは多分クロイトトンボだと思います。ヨツボシトンボの産卵シーンはおみごとです。
投稿者 tosaka : 2005年05月20日 08:43
冬鳥夏虫病!まさに、そうですね。
tosakaさんが切り拓いていく道を、後からのんきにたどっている感があります。でも、素人のまぐれ当たりも捨てたもんじゃありませんね。
私にとって長池公園のいちばんのメリットは「近いこと」ですが、規模も散策にちょうどいいくらいなのかなあと思います。
投稿者 しまりん : 2005年05月20日 14:49