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ショウジョウトンボ
学名:
Crocothemis servilia mariannae Kiauta

節足動物昆虫綱トンボ目トンボ科

Nag00810 (更新日:2017.5.19) 第一報告者:登坂久雄, 2000.8.12

解説

体長42〜52mm。羽化したては薄い黄色だが、成熟したオスは全身真っ赤になる。メスは橙色。赤トンボといえば一般にアカネ属のトンボをさし、ショウジョウトンボは属が異なるのだが、「いちばん赤くなるトンボ」といっても過言ではない。アカネ属のトンボに比べて腹部が太めで平べったいのが特徴。
長池公園では、5月中旬から8月にかけて水車小屋上の池や田んぼ、姿池周辺などで数多く見ることができ、水車小屋上の池で羽化が確認できる。6月には真っ赤な個体をよく見かけるようになる。

ショウジョウという名前は、中国の伝説の動物「猩猩」にちなんだもの。「猩猩」は、狗に似て髪が長く、端整な顔立ちで群れをなして伏して歩き、鳴き声は小児あるいは犬に似ているという。赤ら顔をしていて非常に酒好きな動物とされる。また、動物の中で最も赤い血を持つという。
「猩猩」の名がついた生き物としては、ショウジョウバエ(赤い目をしていて酒によく集まる)、ショウジョウバカマ(猩猩袴)、ポインセチア(猩猩木)などもある。

フォトデータ一覧

ショウジョウトンボ
羽化直後メス
(登坂久雄, 2005.5.29)

ショウジョウトンボ
オス
(しまりん, 2006.5.31)

ショウジョウトンボ
羽化
(しまりん, 2007.5.31) 2

ショウジョウトンボ

(小島 健, 2017.6.3)

ショウジョウトンボ

(しまりん, 2005.6.6)

ショウジョウトンボ
オス
(しまりん, 2005.6.9)

ショウジョウトンボ

(tora, 2013.6.18)

ショウジョウトンボ

(登坂久雄, 2004.6.19)

ショウジョウトンボ

(登坂久雄, 2004.6.19)

ショウジョウトンボ
オス
(山本直人, 2008.6.28) 1

ショウジョウトンボ
オス
(多気, 2006.7.16) 2

ショウジョウトンボ

(戸塚裕康 , 2010.7.18)

ショウジョウトンボ
未成熟オス
(木原 章 , 2005.8.4) 5

ショウジョウトンボ

(内野秀重 , 2006.8.4) 3

ショウジョウトンボ

(登坂久雄, 2000.8.12)

ショウジョウトンボ
オス 色抜け
(ゴトウ , 2008.9.2)




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