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ウスバキトンボ
学名:
Pantala flavescens Fabricius

節足動物昆虫綱トンボ目トンボ科

Nag00478 (更新日:2017.5.19) 第一報告者:都市基盤整備公団, 2000.3.31

解説

体長40〜45mm。「薄羽黄」トンボの名の通り、全体的に明るいオレンジ色をしている。後翅の根元にもオレンジ色の斑がある。腹部の背面には縦に黒い筋が入り薄い黄色とオレンジの細かい横縞がある。複眼が大きく、羽も体の割に大きい。後翅の腹側の幅がやや広く、独特のカーブを描いている。

飛翔力が強く、群れをなして漂うように飛び続けていることが多い。止まるときは、草などに羽を広げてぶら下がる。

亜熱帯、熱帯地方に広く分布しており、南方で発生したものが世代交代をくり返しながら北上し、本州ではお盆のころに大群で飛ぶ姿がよく見られる。長池公園では7月中旬ごろから見かけるようになる。
卵から羽化までが40日ほどと生育が非常にはやいため、ちょっとした水場でも容易に発生する。ただし寒さに弱く、水温4℃以下で幼虫は死滅するといわれる。したがって、南西諸島などを除いては越冬は不可能で、日本各地で見られるウスバキトンボは、その年に南方から飛来した個体とその子孫ということになる。夏の到来とともに時には北海道にまで渡っていくが、寒さとともに死に絶える──ということを毎年繰り返している。

お盆のころに多く見られることから、精霊(セイレイ・ショウリョウ)トンボ、招来(ショウライ)トンボ、盆トンボ、仏(ホトケ)トンボなどとも呼ばれる。ご先祖様の使いであるから捕まえてはいけない、と言い伝えている地方もある。

フォトデータ一覧

ウスバキトンボ

(tora, 2013.7.6)

ウスバキトンボ

(しまりん , 2005.8.5) 3

ウスバキトンボ

(しまりん, 2006.8.10)

ウスバキトンボ

(登坂久雄, 2005.8.14)

ウスバキトンボ

(しまりん, 2005.8.19) 1

ウスバキトンボ
オス
(登坂久雄, 2006.8.19)

ウスバキトンボ
抜け殻
(しまりん, 2005.9.28) 1

ウスバキトンボ
羽化
(好虫親子, 2007.10.7)

ウスバキトンボ

(tora, 2013.11.10) 1

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