必要な器材(私が使っているもの)

  • パソコン
  • スキャナー(エプソンGT-7000S)
  • フォトレタッチソフト(アドビフォトショップLE)
  • 葉っぱ図鑑作成手順(上記の器材とソフトを使う場合を例にして説明します。)

    まず、葉っぱを採って来る。葉っぱはできるだけ新鮮なほうが仕上がりがグッド。

    [1]スキャナーでスキャンする。

    [図1]

    (1)スキャナーに、採って来た葉っぱを並べます。

    (2)スキャナーのソフトウエアでイメージタイプをカラー写真に、解像度を72dpiに設定します。(解像度を300dpiくらいにすると葉っぱの細部まで鮮明に表示できますが、ホームページに掲載するにはサイズがちょっと大きくなってしまいます。)

    (3)取り込みボタンをクリックして並べた葉っぱをスキャンします。

    (4)次に葉っぱを裏返しにして並べてスキャンします。

    (5)スキャンしたデータを適当な名前で保存します。

    [2]画像の加工(葉っぱの表と裏を並べる。)

    [図2]

    @フォトレタッチソフトで葉っぱのおもて面の画像ファイルと裏面の画像ファイルを開きます。

    Aおもての画像ファイルの葉っぱの部分を選択ツールで四角く選択します。

    B編集/コピーで選択した部分をコピーします。

    [図3]

    @選択部分をコピーしてから、ファイル/新規で新しいファイを開くと、上で選択した領域が丁度入る大きさの白紙が出て来ます。

    Aここに編集/ペーストで葉っぱの表の画像を貼り付けます。

    [図4]葉っぱの裏側の画も一枚の画像に貼り付けるために、葉っぱのおもての画を貼り付けた画像の幅を下記の手順で広げます。

    @イメージ/画像サイズを選択します。

    A左の画面のような画像サイズ設定ウィンドウが出て来るので、変更後の幅を現在の幅の2倍くらいに設定します。例では、現在の幅が301pixなので、600pixに広げます。

    B配置のマス目の左上側を選択します。ここを選択することにより、現在の画像の右側に余白が作成されます。

    C[OK]ボタンをクリックします。

    [図5]

    @裏面の画像のウィンドウを選択し、図2と同じ要領で裏面の部分を選択しコピーします。

    Aおもて側の画像を貼り付けたウィンドウ(名称未設定-1)を選択し、編集/ペーストで葉っぱの裏の画像を貼り付けます。貼り付けた画像はウィンドウの中央に点線で囲まれた状態で貼り付けられます。

    [図6]葉の裏側の画像をおもて側の画像の横に並べます。

    @移動ツールを選択します。

    A点線で囲まれた部分をドラッグして裏側の画像をおもての画像の横に並べます。

    B並べ終わったら、選択範囲/選択範囲の解除で配置を確定します。(点線も消えます。)


    [図7]背景を下記の手順で単一色で塗りつぶします。

    @マウスを色見本の上に移動させるとスポイトツールになるので、一番薄い灰色の部分でクリックして描画色を一番薄い灰色に設定します。

    A同じ色見本をAltキーを押しながらクリックして背景色も描画色と同じ色に設定します。(ツールボックスの下の四角が両方とも右の図のように灰色になります。)

    B塗りつぶしツールを選択し、オプションの選択する色の範囲を32から50程度の値に設定し、アンチエイリアスにチェックを入れます。

    Cこの状態でマウスを背景の部分でクリックすると、背景が灰色に塗りつぶされます。

    [図8]上の操作では、画面の上の葉の柄の部分が残ってしまったので、塗りつぶせなかった部分を下記の手順で、消しゴムツールを使って消します。

    @消しゴムツールを選択します。

    Aオプションで消しゴムの形を四角にします。

    Bマウスをドラッグして不要な部分を消します。

    以上で画像の加工は完了です。名前を付けて保存します。