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イトトリゲモ
学名:
Najas japonica

植物 単子葉植物綱イバラモ目イバラモ科

Nag01202 (更新日:2017.5.19) 第一報告者:登坂久雄, 2005.6.27

解説

分布:北海道(稀)、本州、四国、九州に生育する。丘陵地の比較的水のきれいな水田に見られる。イバラモ科水草の中ではもっとも普通に見られるが、谷戸田の減少、除草剤などにより減少が著しい。
生態:1年草。ため池や水田に水中で沈んで生育する。
形態:茎は細くよく分枝し、長さ10〜30pくらい、よく折れる。葉は糸状で細く、各節に5輪生状につく。葉身は長さ1〜2p、幅約0.2o、葉縁に細い鋸歯がある。葉鞘は長さ1.5o、先は円形からふちに小刺がある。花期は6〜9月。花は葉腋につき、1節に1個の雄花と2個の雌花がふつうに並んでつく。果実は各節に2個ならんでつき、長楕円形、長さ2o、表面には縦長の網目模様がある。葉は長さ1.5pと、トリゲモと同様であるが、果実の裏面の網目は縦に長い。

フォトデータ一覧

イトトリゲモ

(登坂久雄 , 2005.6.25) 2

イトトリゲモ

(内野 秀重, 2016.7.10)

イトトリゲモ

(内野秀重, 2006.7.22)

イトトリゲモ

(西 義清, 2006.7.30)

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