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Nag01717 (更新日:5/19/2017) 第一報告者:登坂久雄, 6/12/2008
分布範囲 [全国]岐阜以西の26府県と東京都(2002年)生態的特徴 夏眠後、11月ごろからレンゲ、ウマゴヤシ、カラスノエンドウなどのマメ科植物に飛来し、1・2月を中心に12月から5月下旬まで産卵を続ける。4月中から下旬に幼虫密度がピークに達し、5月上旬ごろから新成虫が羽化し始める。成虫はマメ科植物などを摂食した後、5月中旬から発生地周辺の樹皮下や建物の隙間、石の下などに移動し、集団で夏眠する。見分け方 体長約5mm。体表に剛毛が多く、上翅に白色の横帯をもつ。在来種のハコベタコゾウムシと同じタコゾウムシ属に属するが、上翅鱗片の切れ込みは基部まで達しない。被害状況 養蜂業に必要なレンゲの葉が被害を受けるほか、蕾や花も食害される。成虫によるキュウリ、メロン等が食害される。必要な防除対策 播種を遅らせる(11月中旬〜12月上旬)ことで成虫の侵入量を減らすことができる。門司植物防疫所は1988〜89年、ヨーロッパトビチビアメバチ等4種の寄生蜂の導入が試みられた。一部で定着が確認されている。微生物の天敵利用も試みられている。(参考文献 外来種ハンドブック)
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<a href="http://biodb.i.hosei.ac.jp/nagaike/FMPro?-DB=NagName.fp5&-lay=all&-Format=Namepage.html&NagID=Nag01717&-Find" target="_blank">アルファルファタコゾウムシ</a>
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