キンミズヒキ
学名：Agrimonia pilosa Ledeb. var. japonica (Miq.) Nakai

低地から山地までいたる所に生育する多年草。高さは30〜80cmになり、7〜10月に花をつける。
葉は羽状複葉で5〜９個の小葉をつけ、裏面には全面に多数の腺点があり、脈上に毛がある。

近縁のヒメキンミズヒキは、林の下などに見られる。
全体にほっそりとして３〜５個の小葉の質は薄く、裏面の腺点は不明瞭。花は8〜9月。
チョウセンキンミズヒキは山地や高原に生育し、やはり開花期がキンミズヒキよりも１ヶ月ほど早い。羽状複葉は３〜５小葉からなり、質が薄く腺点は不明瞭である。