つる性の多年草。他の木や草にからまりながら、どんどんのびていきます。葉は対生し、葉柄の付け根から5〜10個程度の花を咲かせます。花の内側には細かい毛がたくさん生えていて、砂糖菓子のような可愛らしさです。 花の愛らしさとは対照的な「ヘクソカズラ」という名前が、葉や花、実をもんだときの臭いにおいに由来するということはよく知られていますね。花の形状にちなんだサオトメカズラという別名もあります。 日当たりのよい草むらややぶでよく見られ、長池公園でも、遠路脇にたくさん生えています。花期は7月〜9月。秋が深まると黄褐色のつやつやした実がなり、冬枯れした草むらではよく目立ちます。
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生き物図鑑を作る会