撮影ノート

フォト種名検索

編集

クゲヌマラン

撮影
2015/5/1
bakoba
4

NagP09044 (作成日:5/6/2015, 更新日:10/19/2015)

地図データ入力

撮影者コメント

スタッフのbakobaです。ギンランとよく似て距が無いのが特徴です。長池公園でも年々発生数が増えているような気がします。なぜだか都市公園や植えますなどで発見の相次いでいる種類。

シャーロック・ゾウムズ ( 5/6/2015)

川崎の麻生区でも最近確認が多いです。というより、若い個体はササバギンランと紛らわしく、徐々にとうがたって葉が幅広くなってくるので、去年まで騙されてました。葉の裏が滑沢で、葉の肉質が厚いような気がします。やっぱりスダジイなど常緑樹が植栽された人工緑地にみられますが、どんな由来で来たんでしょうね。近似種と交配したりはしないのでしょうか。新しく仲間が増えたといえど、ちょっと心配。

木原 章 ( 5/6/2015)

生き物図鑑のギンランの投稿写真のかなりの数が、クゲヌマランに属することが判っています。クゲヌマランは、ギンランの変種として種名「ギンラン」属性「クゲヌマラン」として投稿してもらうようにしております。

内野 秀重 ( 5/10/2015)

一頃、花弁に距のないギンランが何者なのか、外来種だ、いや違うと、いろいろと議論がありましたが、最近はやはりクゲヌマランで落ち着いているようですね。距のあるなしだけでなく、葉の形などもだいぶことなります。ところで、ギンランの学名はCephalanthera erecta、クゲヌマランはCephalanthera longifoliaで、まったく別種なので、ギンランの変種という扱いはちょっと変だと思います。中間的なものというのも見つかっていないので、写真から距がないと判別できるものはクゲヌマランとして分けて問題ないと思います。最上部の葉の長さでササバギンランとも区別できると考えます。

木原 章 ( 5/10/2015)

内野さん、クゲヌマランの学名の件お知らせ頂き誠に有り難うございます。「クゲヌマラン」という和名に対応する学名は、牧野の図鑑を見てのいろいろと変遷しているようで、しばらくはギンランの変種として位置づけられていましたが、内野さんのおっしゃるように、最近は「Cephalanthera longifolia」に落ち着いてきたようですね。取り敢えず、その様に図鑑を修正します。
 しかし、もともとヨーロッパで発見されて登録された種名を、よく似ているという事で和名の「クゲヌマラン」と対応させるという、極めて危なっかしい手法なので,またいつ変わってもおかしくないような気がします。

この写真へのコメント が有れば、ご記入下さい。(メールアドレスは公開されませんが、必ず入れて下さい。)

お名前
e-mail
コメント
画像ファイル名
編集パスワード


<a href="http://biodb.i.hosei.ac.jp/nagaike/FMPro?-db=nagphoto.fp5&-format=photopage.html&-lay=all&NagP=NagP09044&-find" target="_bank"><img src="http://biodb.i.hosei.ac.jp/nagaike/Photo/NagP/NagP090/i/150506120717.jpg" alt="" border="0"></a>

生き物図鑑勉強会