撮影 2010/6/22 シャーロック・ゾウムズ 1
撮影者コメント
自然館脇のガクアジサイの花粉を集めており、複数個体がいました。初夏に出現するハキリバチで、ラベンダーなどの紫系統の花を好みますが、ここではアジサイを利用しているようです。その名のとおり、墨色の体とおなかのオレンジの毛が特徴です。この種は雌だけで記載され、また、雄で記載されたムナカタハキリバチ(体毛がやや白っぽく、前脚跗節が拡張する)は、おそらく同種と思われます。ムナカタがスミゾメにちょっかいを出している場面を玉川学園や新百合ヶ丘で目撃しているのですが、交尾は確認できていません。聞くところによれば、蜂は種によっては空中で交尾を行う種もいるらしく、撮影は案外難しいかもしれません。
特殊文字が化けてしまったので補足です。跗の部分です。ひらがなで書きます。“前脚ふ節が拡張する”
この写真へのコメント が有れば、ご記入下さい。(メールアドレスは公開されませんが、必ず入れて下さい。)
生き物図鑑勉強会