撮影 2009/7/4 登坂久雄 2
撮影者コメント
丸い体型をしているので、マルカメムシ科だと思って図鑑を調べていましたが、カメムシ科のカメムシでした。体長は約3.7mm。
タマカメムシは、カメムシ図鑑(全国農村教育協会)によると、カメムシ科では日本最小とされ、成虫の出現期は短いとされています。また、文献記録上東京都から未知のものです(http://homepage3.nifty.com/TKM/hetero.html)。春から夏にかけて育った新成虫で、多くは休眠しているのでしょうか。特に、どんな植物を吸汁していたか、付近にまとまった数がいたかなど、生態観察の記録があれば興味深いと思います。
雛倉様、コメントをいただきありがとうございます。私もカメムシ図鑑を見て、わりと珍しいカメムシだということを知りました。今回見たのは写真の1固体だけで、見つけたときには、コセンダングサの葉の裏側に止まっていましたが、吸汁していたかどうかは不明です。(動きがにぶかったので、止まって眠っていただけだと思っています。)
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