撮影 2009/5/17 木原 章 1
撮影者コメント
毎年この時期、炭焼き小屋の脇で咲いています。
炭焼き小屋近くにあるこの仲間は、ニシキウツギか、ハコネウツギとニシキウツギの雑種であるハコネニシキウツギで、花を見る限りは、ハコネニシキウツギだと考えます。ニシキウツギは、葉の表面に光沢がない、葉裏脈上は有毛、花は小さく花筒は急に広くならないのが特徴で、ハコネニシキウツギは、すべてにおいて両者の中間的な形質を示します。ニシキウツギは多摩丘陵域に元々あったものですが、長い間ハコネウツギが自然分布域以外でありながら植栽されてきたことで人為的攪乱が起こり、今ではこの中間的なハコネニシキウツギがどこでも目につき、純粋なニシキウツギを探すのは一苦労です。
この写真へのコメント が有れば、ご記入下さい。(メールアドレスは公開されませんが、必ず入れて下さい。)
生き物図鑑勉強会