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クゲヌマラン

撮影
2008/4/29
山本直人
4

NagP04788 (作成日:4/29/2008, 更新日:10/19/2015)


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撮影者コメント

最初はすっかりギンランと思い込んでいましたが、内野さんの指摘により、別種であることが判明しました。

(今のところ、メールアドレスを持っていなくて、コメントを使っての挨拶ができないので、ここでさせてください。)
内野さん、木原さん、はじめまして。ご指摘有難うございます。
属性を、「クゲヌマラン」にしておきました。

内野秀重 ( 5/1/2008)

山本さんこんにちは。これは、ギンランにそっくりですが、花弁の基部に距がない、つまりでっぱりがないので、ギンランではありません。未知の植物です。よく似たものにクゲヌマランというのがあるのですが、海岸のクロマツ林のような特殊な場所に生える貴重種ですし、全体がもっと大型なので、私は違うものと考えています。それでは何かというと、世界、特にヨーロッパには本種の近縁種が多く、そういったものの1種でギンランに似たものが帰化しているものと思います。生育している場所も、本来ギンランが生育する落ち着いた林床ではなく、人為的な影響の多い路傍に、まとまって生えているのも、自生品ではないことを裏付けているように思います。ちなみに、本当のギンランも少数ですが公園内には生育しています。このHPで検索すると、木原さんと登坂さんのものの撮影したもので2002.4.19,2004.5.2,2007.5.1等の写真が本当のギンラン、ほかはすべてギンランモドキ(仮称)です。失礼いたしました。

木原 章 ( 5/1/2008)

とりあえず、距の見えない株の写真は、属性として「クゲヌマラン」を追加して登録する事にしました。その後、何か進展が有ったらお知らせ下さい。新たな種登録をいたします。

秀 ( 5/2/2008)

内野さんのコメントを見て、我家の周りの遊歩道にまとまってはえているのを再度見に行きましたが、こちらはギンランでした。この場所のは、確かに距がないですね。
クゲヌマランは30cmくらいと大きいようなので違うようです。WEBでは、ダマソニウム、White Helleborine( ホワイト・ヘレボリン)、西洋ギンランとかいろいろ似たようなのが見つかりました。
大変参考になりました。
ギンランの仲間の写真をブログ(http://minam.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_2270.html)に載せましたが、違っていたらご指摘ください。

木原 章 ( 5/2/2008)

「セイヨウギンラン(ダマソニウム)」って、なかなか良い「和名」ですね。誰かDNA鑑定してくれれば、ダマソニウムかどうか判りそうですが。いつごろ日本に入ってきたのでしょうね。

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