撮影 2007/6/23 木原 章 2
撮影者コメント
花だけだと判り難いので...
日本のハエドクソウ Phryma leptostachyaははっきりと形態や花期が異なる2変種があります。残念ながら一般的な図鑑ではそのあたりの区別が明確でないものが多いようですが、最近の図鑑は記載しているものも増えてきています。長池公園のものは、すべてvar.oblongifolia ナガバハエドクソウにあたります。花弁の形や葉脈の入り方も異なりますが、葉が上部に集まり長細いのでこの写真からも一目瞭然です。
内野さん、どうやらそのようですね。一応図鑑ページに以下のような追記を入れて有ります。解説葉が長い形をしているものを「ナガバノハエドクソウ」と呼ぶようです。学名レベルでは、ナガバノハエドクソウは「Phryma leptostachya L. subsp. asiatica (H.Hara) Kitam. f. oblongifolia (Koidz.) Ohwi」と記載され、種の下の、亜種、変種、型、品種の「型(form)」の違いになります。本図鑑では、どちらも「ハエドクソウ」として扱っています。
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