撮影ノート

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オオブタクサ

撮影
2006/8/28
内野秀重
3

NagP03348 (作成日:8/28/2006, 更新日:10/19/2015)

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撮影者コメント

選択的に除草をしてきましたが、それでもぬけぬけと咲いている株が見つかります。この個体も、撮影後抜かれてしまいました。

木原 章 ( 8/29/2006)

内野さんの解説は、嫌いな花と好きな花の区別が判りやすいですね。

内野秀重 ( 8/29/2006)

好き嫌いと見えるかもしれませんが、職業的な義務感が優先しています。オオブタクサやセイタカアワダチソウを放置すれば、その旺盛な植物生産量から公園の刈草の処理に膨大な手間が発生することが1点、そして、か弱い在来植物など、あっという間に被圧されてしまうことを、別の公園で15年間かけて思い知らされているからです。そして、これらの侵略的と考える外来種をコントロールしようとするからには、「1株ぐらいは良いだろう」という妥協が許されないことも身をもって経験してきているからです。オオブタクサの随で遊ぶ楽しさも知っているのですが、引っこ抜いても実が熟し、刈り残した30pの枝にも雌花をつけるような危険な植物であるということが、もっと一般に認知されべきと考えています。セイタカアワダチソウやオオブタクサも、ほかの生物のためになっている(野鳥や昆虫のすみかや餌など)という理屈もよくききますが、無ければ、無いなりにほかの植物で代用がきくと考えています。

木原 章 ( 8/30/2006)

うん、やっぱり相当頭を悩ます草のようですね。でも、人間がさあどうぞという環境を作って、ついでに運んできて、結果として繁茂しているわけですから、憎むべき対象は違うのかもしれません。こちらナポリの公園は、新宿御苑みたいにほぼ完全に人手によって管理されているので、つる植物を見つけても花が咲く前に撤去されていたりします。ちょっと、人工的過ぎて面白くないくらいです。植物と人間の付き合い方を勉強する上において、オオブタクサはそう簡単に無くならないし、良い題材になりそうな気がいたします。

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