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ヤブタビラコ

撮影
2005/5/09
美地麗湖
2

NagP01328 (作成日:5/9/2005, 更新日:10/19/2015)

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撮影者コメント

ヤブタビラコとコオニタビラコの判別方法のひとつは舌状花の数で、手元の図鑑によると
コオニタビラコ:6〜9個
ヤブタビラコ:18〜20個  ということになっています。
この写真のものは、15個くらいあるように見えますので、ヤブタビラコとしました。

なお、両者の見分けのカギとなるのは生育場所のようです。これについては、下の内野さんのコメントを参照してください。

内野秀重 ( 5/11/2005)

私は田んぼ以外でコオニタビラコを見たことがありません。(水田ならばどこにでもあるというわけでもありませんが。)一方、ヤブタビラコは半日陰の林縁などが主な生育場所で、畦まではやってきても、水田中にはまず生育しません。そういう環境からの識別がこの2種には有効です。ついでですが、多摩丘陵におけるコオニタビラコは準絶滅危惧状態にあるといってよいほど少なくなっています。水田植物を保全するほど難しいことはないと日頃から思っています。長くなってすいません。

美地麗湖 ( 5/12/2005)

内野さん、コメントをありがとうございます。私などは図鑑だけが頼りですので、なかなか確信をもって「この種だ」と言い切ることができないのですが、こういう情報をいただけると、安堵するとともに本当に勉強になります。
このヤブタビラコは、まさに「半日陰」といえる場所に生えていました。

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